品質のこと
Filter performance test equipment
品質保持・新製品開発用の試験設備は社内にあります。
- カースルでは、これまで多くの換気扇フィルターや業務用商品を製造・開発しています。
換気扇やレンジフードフィルターは火の近くで使うものですので、JIS法に準じた燃焼試験はもちろん、不織布引張試験、油やホコリが付着した場合のフィルターの圧力損失値(空気抵抗)の計測などを定期的に行い、安全で機能的な商品を皆様にお届けしています。
フィルター性能試験装置
Filter performance test equipment
一定量の油煙を発生しフィルターに付着した油の重量や圧力損失を計測。
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安全で機能的な商品をお届けするため、社内のフィルター性能試験装置で製造製品を厳しくチェックしています。
性能試験頻度について
- 7日ごとに、フィルターに付くの油重量や圧力損失が規定値内に収まっているかを計測しています。
- 毎日、フィルター引張強度が規定値以内に収まっているか計測しています。
- 規定値に満たない場合は製品化前に原因を調査・改善しております。
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送風機制御盤では、風速を制御しています羽根直径φ80cmの大型ファン2機で低速の風を起こすことで外風の影響を少なくし、緩和室・整流ダクト・整流板を設け安定した試験が可能となっています。
メイン操作パネルでは、ヒーターブロック温度設定/予備加熱運転/試験開始(自動終了装置付き)/緊急停止の操作を行います。
メイン操作パネルでは、ヒーターブロック260℃に加熱された金属製ブロックのくぼみに、油と水を滴下し油煙を発生させます。
赤外線センサーにより液面のヘニを一定にし、水圧(油圧)を安定させ、10分間で油30g・水80gを滴下します。
換気扇フィルターなどの不織布にはある程度の柔軟性が不可欠です。不織布引張試験機にて、一定の負荷をかけた場合にの柔軟性の試験をしています。
フィルター燃焼試験装置
Filter combustion test equipment
JIS L109A-1法(45°ミクロバーナー法)
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JIS L109A-1法(45°ミクロバーナー法)に準じたフィルター燃焼試験を行い、炭化面積・残炎時間を測定します。
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フィルターに45°の角度でガスバーナーの炎を1分間当てて、残炎時間・ドリップ(溶解した樹脂の落下)の有無を測定・観測します。
燃焼試験後のフィルターサンプルをコンピューターでスキャンし、炭化面積を1mm単位で測定します。
検査データをフィルター特性試験記録表としてファイルングしています。過去のデータと比べることで常に一定の品質を保てるようにしています。
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